My Hair is Bad 椎木知仁の過去ブログから考える元カノとnarimiと歌詞の話
My Hair is Bad
2016年のメジャーデビュー以降、急激にファンを増やしてきている新潟上越市のロックバンド
初めてこのバンド名を聞く人がまず思いそうなのが
「My Hair is Bad・・・？私の髪は悪いです？？」
なにそれ？みたいな。
知り合いにこのバンドを教えた際には、
「なにそれ剛毛？笑」と言われてしまった
バンド名の由来ですが、
結成当時ベースの山本がグラップラー刃牙という
格闘漫画の主人公・範馬刃牙みたいな髪型をしていて「My Hair is Bad！」と言っていたのが由来らしい。
・・・いや、Badじゃなくない？
むしろGoodじゃない？My Hair is Goodじゃない？と思ったがBadということにしておく
もうそろそろ
「いやお前そんなん知っとるわ・・・」って突っ込みが飛んできそうなのでここらで本題へ。
『narimi』
My Hair is Badの1stフルアルバム、
『narimi』に関して。
マイヘアファンなら知っていると思うが
このアルバムタイトルは、ボーカル椎木知仁(しいきともみ)の
元カノの名前だということが分かっている。
それは雑誌に書かれていたり、風の噂やtwitterで知った人も多いと思う。
ただ
本当に椎木はnarimiさんという女性と付き合っていたのか？
という疑問が残る人も中にはいるかもしれない。
そこで、椎木が過去にnarimiさんと付き合っていたという事を思わせるような記事を見つけました。
椎木は今でこそネット上ではTwitterで発信をしているが、過去にはブログを書いていたようで。
あ、知らない人も多いと思うんですけど、1月から新しく椎木はブログを書き始めているようです。URLは貼りません。探せば見つかります。
で、そのブログより以前に書いていたブログが
いくつかあるんですが、
2009年から2011年まで更新されていたブログ
にnarimiさんを思わせる記事がありました。
それがこちらです。
http://blog.livedoor.jp/c__ki_215/archives/2197310.html
narimiさんが彼女だとは特に言ってはいませんが文脈からなんとなく付き合っていたんだろうなと推測できますね。
椎木は人を惹きつける文章をこのころから書いていたのがわかります。
また、narimiのツアーファイナルにて椎木は
「2008年11月10日高田駅より一歩手前の春日山駅で告白した当時16歳の僕と、2015年1月11日東京都渋谷サンマルクカフェただ振られただけのLINEの俺」
という発言をしている。
上記のブログの更新日が2010年1月20日なので、
これはnarimiさんの事だと思われます。
ん？narimiツアーは
2014年11月12日〜2015年3月7日・・・
その後に【真赤】や【卒業】といった名曲を
生み出して2016年メジャーデビュー。。
すごいっすね・・・
また、モンスターロックという番組で
椎木はこう言ってました。
19,20歳になって全国をライブで回る頃、先輩のバンドマンに
「女を抱け、芸の肥やしになるぞ」と言われ、やんちゃをし、
東京で彼女とは別に新たに好きな人ができたそうで。
彼女に秘密で東京までその女性に会いに行って、待ち合わせまで渋谷道玄坂のサンマルクカフェにいたところ、待ち合わせの15分前に7年付き合った彼女から「別れよう」というLINEが来たそうです。
言い訳をしてみても彼女からは「もう話すこともない！」と。
そして15分後待ち合わせの時間になり、どうしようかと途方に暮れるも
結局待ち合わせに行き、会ったものの、罪悪感でたつものもたたず・・・
みたいなことを言っていました。
いやそりゃ振られるよ・・・
楽曲に関して
肝心の曲なんですが、恋愛のあれこれを歌ったものが多いです
なんだよくいるありがちバンドじゃんと思うかもしれないが少し違う。
ボーカル椎木は情景がすぐ頭に浮かぶようなリアルな詩を書くのだ
会いたくて震えないし、百年先も愛を誓わない。
言うなれば歌詞のリアルさはbackunumberに近いものを感じるが、
むしろマイヘアの方がリアルだと個人的には思う。
そしてマイヘアの歌詞は既視感があるものが多い
自分の今までの体験、当時の記憶、過去の後悔、未来への不安、
そんな誰もが心に閉じ込めている思いを代わりに歌で表現してこちら側にぶつけてくれている感じがする。
My Hair is Bad の歌詞は、よく女々しいと言われるが僕はそれよりも赤裸々なんだと思う。
その赤裸々な体験が自分の過去に重なることで自分と向き合えたりもする。
あぁこんなことあったな 懐かしいな みたいな
出来れば泣いて欲しかったんだ 怒って欲しかった
バレなきゃいいとか言うから バラしてやったんだ
出来れば反省したかったんだ 辞めたかったんだ
繰り返す まだ月曜日のまま
彼女が冷たいから当てつけで浮気をしてみて、それを自らバラしても
悲しんでも怒ってもくれない。欲しかった反応とは違う。
反省して辞めたかったのに・・・
とても切ない曲になっている。
これもnarimiに収録されているので聴いてみてほしい。
女の子の気持ちを代弁したような曲も多数あるので女子人気も抜群である
その女子人気はTwitterで椎木のツイ―トのリプライを見るとよくわかる
すきです だの 結婚してください だの そんなリプライが山ほど来ている
バンドというより椎木のことが好きな女子で溢れているのだが、正直ドン引きする
そんな奴と結婚するわけないだろ 顔だけ見るな曲を聴け
『18歳よ』という曲で僕はマイヘアを知り好きになっていったのだが、
マイヘアには外れ曲というものが無い。マジでない。
一曲くらいあるだろと思うかもしれないが、ない。
その中でも特に好きなのはfrom now onという曲。
この曲はライブで聞くべきなのだが、ボーカル椎木が即興で、
今思っていることやこれまでの自分たちなど身の回りの事を題材にして歌う。
実際にライブ映像などを見るとわかるが、あまりにもスラスラ言葉が出てきているので、これはこういう歌詞なのだと思ってしまうかもしれないが
即興で歌詞を考えながら歌っている。
ライブでfrom now onを聴いてマイヘアを好きにならない人間は
ほとんどいないのではないか。
My Hair is Badは2017年更に飛躍する Mステに出る前に聴いて
友達に前から知ってたアピールしようぜ。
マイヘアがMステに出てるイメージは浮かばないんですけどね
君と行った夜の校舎 怖くなって手を握って
そしたらちょっと可笑しくなって ドラマみたいだってなんか思った
離れてしまうと泣いた3月 電話の内容、もらったボーダー
君にずっと甘えてたんだ わがままで あのままで
ドラマみたいだ
